鎌倉玉縄地区の高台にある住宅地の裏の道はこどもたちのお気に入りのお散歩コース。緑のトンネルを抜けると目の前に畑が広がる。
畑の周りでは力強く生え出した雑草たち、真っ赤に実る蛇イチゴの実。目の前をとびはねるバッタや戯れるように舞うモンシロチョウ、顔を出した毛虫まで、初夏!を満喫しているようだ。そんな中でこどもたちは道端に生える昼顔で指輪を作り、カラスノエンドウで草笛を吹き、虫を追いかけ勝手気ままに楽しむ。
大人になっても、高い空や濃密な草いきれ、虫や植物の感触や眼下に広がる光景を忘れないんだろうな。(can)