鎌倉関谷の畑の真ん中に、生ゴミ処理施設建設計画が持ち上がった。驚いた!ここは半径1.5キロ以内に農地、多数の住宅と福祉施設、学校を抱える文教地帯。生活と生鮮食料品の生産の場だ。
生ごみ処理場はゴミを熱処理せず、メタン発酵させる。だから臭気、有害ガスの発生、病原菌の発生、排水や残渣の問題、災害対策などの安全性に大きな疑問があるという。なぜ突然、人の住んでる土地に、世界でもほとんど例を見ない特殊なゴミ処理場の建設の話が持ち上がったのだろう?何十億もかけて建設され、今後何十年にもわたって運営されるであろう施設だが、市民には安全性や全体の政策、なぜ関谷に?などについて、十分な説明もなく、計画は進められようとしている。
「鎌倉やさい」は安心、新鮮をモットーとするブランド。そして農業は鎌倉の重要な産業。人間が育てる、大地に根ざした地域の象徴のような存在だ。突然の建設計画で、鎌倉やさいを、この地域を潰さないでほしい。次世代のためにも大切な土地の安全性を守り、育ててほしいと心から思う。
鎌倉やさいと地域の住環境を守るために農家を中心とする「鎌倉のやさいを守る会」では署名を集めています。お気持ちのある方は下馬の連売所までお願いします。