月日のたつのは早く、ふと気がつくと、もう秋!だったりする。今年は夏の退場が早かった。
秋と言えば、やっぱりかぼちゃは欠かせない。ハロウィーンのシンボルで収穫祭の必須アイテムなのだけど、実はかぼちゃは夏(晩夏)が収穫時。
「かぼちゃの煮つけは暑い時に食べます」
なんて話を鎌倉ではよく聞きます。かぼちゃが育つのは夏。その終わりに収穫し、そのまま食べることもあるのですが、「寝かして(貯蔵)」今頃食べることもあります。鎌倉の人はかぼちゃが好きらしい。初秋のかぼちゃの話はこちらから。
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さて、本日は、かぼちゃ界の新たな女王様、バターナッツかぼちゃの話です。
山森さんちの畑で撮影した、シーズン終わりのバターナッツ。ちょっと変わった形でしょ?原産は南アメリカらしいのですが、日本でも、そのクリーミーな甘さが人気で、スーパーなどでも見かけます。バターナッツという名前は、その味を端的に表しているようで、一般的なかぼちゃよりピーナッツのようにスムースで、バターのように濃い感じがするんです。あまり大きくならないようで、一般的には500g~1kgの手ごろサイズ。色がピーナッツバターのような褐色…というより肌色でつややか。おまけに形がヒョウタンのお尻が割れたようで、キュートでセクシーなんです。
半分に割ってみると、中は外皮より濃い目のオレンジ色。種は下の部分に集まっています。見ただけでわくわくします。このクリーミーさは、ポタージュかプリン向き、と言われて、作ってみました。
- バターナッツ300gを洗って適当な大きさに切り、電子レンジで2分ほど温める。
- それをフードプロセッサーでクリーム状になるまでマッシュする。
- そこに、砂糖70g、ミルク100cc、生クリーム120ccを加える。
- さらに、卵3個をさらに加え撹拌する。
- プリン用のカップに移し、蒸し器(わたしは鍋を使ったが)などで固まるまで蒸す。
- 冷やして出来上がり♪
普通のプリンより濃厚で、かぼちゃプリンよりずっとなめらかな感じです。
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